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ツイッターで見たから、というしょうもない理由でとんでもないお土産を買ってこられました。
ツイッターでも若干バズっていましたが、飴の定義を破壊しに来た超新星、味のしない飴です。
せっかくなので食レポをします。
そもそもそれは飴なのか?
飴の袋に、あたかも普通の飴であるかのように入っています。
本気で飴の定義を破壊しているのではないかという疑念がわいてきたので、念のため「飴」を辞書で引いてみました。
あめ【×飴】
もち米・サツマイモなどのでんぷんを麦芽や酸の作用によって糖化させた、粘りけのある甘い食品。また広く、砂糖を煮つめて香料・着色料などを加えて固めたキャンディーも含めていう。
デジタル大辞泉より https://www.weblio.jp/content/%E9%A3%B4
私の疑問がおかしいわけではないようです。甘くなかったらそれはもう飴じゃないのよ。
実食
1袋に7粒入っていました。
飴は真っ白で、やたらとツヤツヤです。
キワモノではありますが、見た目は特に変わったところもなく、最悪おいしくなかったとしてもほぼ無味なんでしょ、ということで実食です。
う~ん。なるほどなるほど。
味の感想なのですが、
これくらい虚無です。
味がないと聞いて水を飲んでいるような感覚を考えていると思うのですが、これなら水の方がよっぽど味があります。口の中にビー玉を入れていた方がまだ何らかの感情が湧いてきます。
厳密に言うとエリスリトールが入っているのでごくわずかに甘味はあるのですが、ほとんど感じさせません。意識してやっとわかるくらいです。何も考えずに舐めていても全く感じられないでしょう。
別に味がするわけではないので口が動かない。飴表面のざらつきも一切ないので引っ掛かりがなく、結果なめ回さないから減りが遅い。喉が潤ったりとかそういうことも特にない。
総じて、別においしくはない。当たり前か。
味のしない飴のからくり
さて、気になる原材料を見てみましょう。
原材料はポリデキストロースとエリスリトールでした。エリスリトールは代替甘味料の一種で、それなりに甘味があるはずですが、この飴からは甘味もほとんど感じられないので、この飴はほとんどがポリデキストロースでできているということになりそうです。
このポリデキストロースとは何かというと、食品用人工食物繊維です。食物繊維それ自体には味も何もなく、消化吸収もされません。Literally 虚無です。
カロリーも1粒3kcal。ほぼあってないようなものです。
商品リンク
ローソン限定販売なので通販では手に入りません。というかこの際なのでハッキリ言っておきますが送料の無駄だからこんなもん通販にあっても買わない方がいいです。
ローソン公式製品紹介ページ:https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1459569_1996.html
標準価格は189円(税込)です。ここまでボロクソ言ってなお興味のある方はどうぞ。