【ボドゲレビュー】Herbaceous(ハーベイシャス)日本語版 – みんなで待てばハーブは伸びる。一人でしれっと摘み取っちゃう。

(前回に引き続き、別の方から)なんとお誕生日プレゼントを頂きました!

入浴剤です。

入浴剤です。

入よk

ボードゲームです。

どんなゲーム?

農園のハーブを摘み取って、自分のプランターに植えましょう! 待てば待つほど農園はハーブでいっぱいになりますが、誰かがまとめて刈り取れば一瞬で更地です。いつどのタイミングで摘み取るか、駆け引きを楽しむゲーム。

  • プレイ人数:2~4人(1人プレイ対応)
  • 対象年齢:8歳以上
  • プレイ時間:20分
  • 発表年:2020

チャートは当HP独自の採点基準により作成しています。
全体的に右に寄っているものほどパーティーゲーム向け、左に寄っているものほどじっくり考えるボドゲマニア向けです。

デザイン:シックで落ち着いた色合い。似たゲームに比べるとかなり大人なデザイン。
好みを選ぶタイプです。私は大好きです。

運要素:カードをめくった瞬間に手遅れになる、みたいなことは平気で起こります。

ルールの複雑さ:プレイは単純です。
何をすれば勝てるのか、直感的にはわかりづらいと思います。また盤面がごちゃついてくるので頻繁に見逃しが起きそう。

その他:カードスリーブはポーカーサイズ(64×89mm)。
プレイスペースは広めにほしい。80cm×80cm以上推奨。

こんな人にオススメ

  • 大自然のランダムを受け入れる広い心を持っている人(?)

プレイ風景

初期配置はまっさらです。共同庭園(中央の共通の場)、個人庭園ともにカードは0枚。ここに徐々にハーブが生い茂っていきます。

手番の人は山札から1枚カードを引き、それを共同庭園に置くか個人庭園に置くかを決めます。その後さらにもう1枚を引き、先ほど選ばなかった方の庭園に置きます。

こうすることでハーブが庭園に供給されていきます。

庭園にハーブが生い茂ってきたところで、プレイヤーの誰かが目をつけます。

ほしいなぁ

自分の手番、カードを庭園に置く前に、共同庭園と個人庭園からハーブを摘み取って、自分の持っている空きプランターのひとつに植え替えてしまうことができます!

このプランターは「同じ種類のハーブしか植えられない」プランターです。植えた枚数によって書いてある通りの点数がもらえます。この場合は4枚なので14点ですね。

他にも「異なる種類のハーブ1本ずつしか植えられない」プランターや、「同じ種類2本ずつのペアしか植えられない」プランターがあり、それぞれ点数が異なります。

これは特殊なプランターで、なんでも3本まで植えられます。ただし、ミント、チャイブ、タイムの3種を他の誰よりも早く揃えると、特製スコーンが焼けて、追加で5点がもらえます。難しいですが、揃えるとかなりのアドバンテージです。

放っておくともっとハーブが生い茂るので取れる点数は高くなるかもしれませんが、その間に誰かが摘み取ってしまったらそこでおしまい。じゃあ、いつ摘み取るか? 他のプレイヤーとの駆け引きが問われます。

誰も摘み取ろうとせずにゲームが進むとこんなことに。雑草のごとく生い茂っていきます(ミントなんかは本当に雑草もかくやという生命力なのであながち間違ってはいないのですが)。見落とさないように注意。

総評

ルールが単純なだけに誰でもできるっちゃできるのですが、コツをつかむのは難しい。とにかく見た目より情報の整理が大変です。でも大量得点した時のしてやったぜ感はめちゃくちゃありますね。似たようなレベルの人同士が集まってやるとアツそう!

山札からカードを引いて、出してはいけないものを共同庭園に放ってしまった時の悲しさとかは結構来るものがあります(でもそれが楽しい)。ボドゲあるある。

ちなみに、↓こちら↓とセットで、箱サイズ、カードスリーブも完全に一緒です! 揃えるとオシャレ感がぐっと上がるので、まとめ買いオススメです!


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