【ボドゲレビュー】CALICO（キャリコ）日本語版 – ねこが集まってくるので舞い上がってしまったボドゲレビュー

ねこは好きですか？　好きですね。ありがとうございます。

今回のボードゲームは100%ジャケ買いです。なぜならねこあつめだからです。はっぴー。

ねこに頭をやられてところどころあまたがわるそうな感じになっていますが、今回はそういうレビューなので諦めてください。

はいねこかわいい。100点。（なお満点は2点）

どんなゲーム？

パッチワークでおしゃれなクッションを作って、ねこをいっぱい呼び寄せて点数を競うゲームです。

• プレイ人数：2～4人（1人プレイ対応）
• 対象年齢：10歳以上
• プレイ時間：30～60分（箱記載は30～45分）
• 版元：AEG / FLATOUT GAMES
• 発表年：2020

こんな人にオススメ

• ねこが好きな人
• 3人プレイ用のゲームを探している人
• ものが枠にぴったりはまることに快感を覚える人
• ねこ

アークライトなどの大手が出すボードゲームはだいたい何でもそうですが、Amazonが定期的に安くしてくれますね。

プレイ風景

やることはとても簡単です。

自分の手番が来たら「手札」からタイル一枚を個人ボードに配置し、「市場」（共有プール）からタイルを一枚補充します。そしてできたパターンに応じてボーナスがあればそれを受け取ります。

たったこれだけ。初心者にもやさしい設計です。

目指すべき得点は３つあります。順にみていきましょう。

まず１つ目は目標タイル。

中央に謎の暗号（？）が書かれていますが、これが目標パターン。たとえば「AAA-BBB」なら同じ種類を３つ×２組です。これは最初から個人ボードに配置されています。

２つ目はボタン。

同じ色を３つ以上並べると対応する色のボタンがもらえて、クッションに縫い付けることができます。６色全てのボタンをつけることができればさらにボーナスとして虹色のボタンがもらえます。

そして３つ目はねこトークン。ねこねこねこ。

ゲーム開始時に、ねこを3匹選び、そこにパターンタイルを２つ付けます。これはそれぞれのねこが好きな模様と要求するパターンのサイズ（または形状）になります。

たとえば、このミリーちゃんは「縦縞か十字模様が３つ以上つながっている」とクッションに来てくれます。ちょろいのでかわいい。

ちなみにこれは「花か十字５つ分の広いスペースを要求してくるアーモンド」と「野草柄７つ以上のつながりを要求してくるジェニヴェール」です。きびちい。

ということで、この対応する模様のパターンを個人ボードに作ると……

ねこが来ます。

あっ、失礼、これではなく……

ねこが来ます。はい優勝。

ボタンとねこは個人ボードに最初から印刷されている端のタイルも計算に入れることができます。端に印刷されている青いタイルに自分で青を２つつなげて青いボタンを取る……みたいなことが可能です。

全員が個人タイルを全部埋めたらゲーム終了、全ての得点を合わせて最も点数が多い人が優勝です。ボードがフォトジェニックになるのもポイントが高いですね。

総評（はっぴー）

パッチワークタイルと聞いてパッチワーク（ボードゲーム）を想起しそうですが、実際は全く異なるタイプのゲームで、どちらかというとAZULなんかの方が近いです。

個人ボードの作りが凝っていて、タイルをはめるためにくぼみがついています。揺らしてもタイルがずれないのはいいですね。

とりあえずねこを集めれば満足なのでねこに全振りするプレイングも可能です。

本気で勝ちに行こうとすると、相手のボードのことも考えてあれを取らせないように、あれを完成させないように……みたいなことを考え出すことができるゲームなのですが、ねこの妨害は非人道的なのでだめです。ちゃんとねこを集めてしあわせになってください。

ゲームに登場する10匹のねこちゃんたちですが、実在するねこちゃんがモデルです。

ボドゲをやるだけでねこが集まってくるCALICO、ねこ好きなら買わない手はないですね。

私も割と勢いで買っちゃいましたが、これはねこがかわいいので実質タダです。皆さんもぜひ。

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