ゲムマ2024秋の新作より、こちらのゲームのご紹介です。
色の使い方とか、タイトルとか、なんならパッケージの上には鈴が描いてあるし、なんか色々と大丈夫かこれ? と言いたくなりますが、
たぬきなのでセーフです。(重要)
あっちは”猫型”なのでね。
どんなゲーム?
あおいたぬきのひみつ道具をどら焼きを貢いで競り合う、どこかでみたことあるようなトリックテイキングゲーム。
- プレイ人数:3~4人
- 対象年齢:6歳以上
- プレイ時間:20分
- 原作:三ツ星まかろん
- 発表年:2024
デザイン:ドr
運要素:席順の影響をモロに受けます。
その他:カードスリーブはTCGサイズ(64×89mm)36枚。
おすすめポイント
"絶対知ってる気がする"
「あおいたぬき」って、絶対アレのことだよね? このゲームのタイトルを見たら、誰しもそう言いたくなるのでは。
カードの内容も……なんだか既視感が? 「タケドローン」に「ほんやくドーナツ」、「どこへでもドア」??
その日初めて出すゲームは、話題作りに大きな役目を果たします。こういうちょっとしたことから話が広がるのは魅力になりますね。
どら焼きの出し時を考え、行方を追い、残りを数える。
こちらではざっくり遊んだ気になるために、ざっと面白い部分に絞って概略を見ていきます。
詳細なルールは以下のリンクからどうぞ!
場に出た「ひみつ道具」カードを、手元のどら焼きを使って競り落とします。
前の人よりランクで上回るか、ランクが低くてもどら焼きの数で上回れれば道具を競り落とせます。競りのルールとしては至ってオーソドックス。
競り落とすのに使われたどら焼きは、猫の集会場に持っていかれます。
一応この猫たちはたぬきのガールフレンドという設定なのでセーフ。セーフです。……何がセーフなのかわからない? ほっといてください。
集会場に一定数以上のどら焼きカードが貯まったら、各プレイヤーに再分配されます。
ゲームが進むと、誰がどんなリソースを持っているかはだいたいわかってきます。
ひみつ道具カードの山からねずみが出たらその時点でゲーム終了です。なんでねずみなんだろうなあ???
ねずみが出てくるタイミングは最後の3枚のうちのどれか、という程度である程度ランダムです。
そしてこの時点で手元のどら焼きの数が一番少ない人は全員大幅マイナス点です。リソースを使いすぎるのもマズイんですね。
総評
毎度オシャレデザインに定評のある三ツ星まかろん様の2024秋新作でした。
決して派手なゲームではありませんが、馴染みのあるメカニズムで遊ぶにはとても良い作品です。実際に新作を多数持ち寄って遊んだ中でも特にこのゲームが好きという声が聞かれました。
重刷されているのは見たことがないので、基本的に入手困難です。もし通販で転がっていたら即ポチをおすすめします。