北海道旅行レポ 後編【札幌・小樽・新千歳空港】都会の顔を知り、遊ぶ

前編【旭川・層雲峡・美瑛・富良野】はこちら!

2泊3日の後編です。車を東へと走らせ、富良野から札幌へ。

※記事中で使用している写真は、周囲に十分配慮の上、他人の邪魔にならない場所でのみ撮影しています。

札幌

2日目の泊地は札幌です。ホテルに車を停め、チェックインを済ませてから夕食探しに出かけます。

ラーメンといえば、すすきの

札幌に来たからには、ということでだいたい選択肢は「ラーメンか海鮮」ぐらいのつもりでいました。少し調べた結果、Google mapのレビューがやたら高評価(レビュー総数200超で☆4.5!?)だったラーメン屋を目指すことに。

外国人観光客向けを意識しているのか日英中韓の4か国語に対応、メニューもバリエーション豊かでした。さすがに今は外国人観光客の姿は見かけませんでしたが。

余談ですが、ラーメン屋って外国人の来店者数に比例するように高評価がつく傾向があるんでしょうか。海外からわざわざやってくる方々はもともとラーメン好きでしょうし。

その後腹ごなしにさっぽろ地下街をお散歩しました。このあたりは東京と比べてもそう変わらない印象です。

運河の街、小樽

最終日は小樽へと向かいます。ちなみに、この日も「小樽は街全体が観光地だし行けば何かはやってる」と思ってほぼ下調べ無しです。大丈夫か。

……結論から言うと、小樽は下調べなしでも大丈夫なくらい充実していました。

ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)

小樽芸術村の一角、ステンドグラス美術館では、19世紀後半から20世紀初頭にかけて制作され実際にイギリスの教会を彩っていたステンドグラスを展示しています。

まじまじと見て初めて知ったのですが、本物のステンドグラスって、ガラスの色を組み合わせて絵を作るのではなく、ガラスに絵を描きこんでいるんですね。しかもこれ、ガラスを組み合わせてから絵を描くのではなく、絵を描いた断片を接ぎ合わせて作るそうです。緻密かつ膨大な作業量です。

息詰まる時間の濁流から切り離されたような、落ち着いた空間です。美術館は割とどこもそうですが、図面や背景の歴史は難解なので、お子さんは持て余してしまうかもしれません。大人の旅行向けですね。

ドゥーブルフロマージュは外せない。LeTAO(ルタオ パトス)

小樽の食べ物と言えば? 海鮮をあげる方も多いとは思いますが、甘いもの好きの私としてはやはりLeTAO のドゥーブルフロマージュを推したいところです。

ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキを融合させた新感覚スイーツとしてテレビで紹介され、日本を風靡したあれからもう15年ほども経ちますが、その味と魅力は今なお色褪せません。Google の口コミレビュー、驚異の☆4.9。絶対的すぎます。

今でこそ通販で全国どこにいても手に入るようになりましたが、ドゥーブルフロマージュは冷凍すると味や触感が変わってしまうデリケートなケーキ。通販してほしいとの要望があってから、冷凍しても大丈夫な製法を確立するのに3年もの時間をかけたそうです。それでも100%同じ味を楽しめるわけではないので、冷凍されていない生の(?)ドゥーブルフロマージュを食べたいと思ったら、小樽で食べるしかありません。

昼食も兼ねて、ルタオのイートインカフェ、「ルタオ パトス」で頂くことにしました。

ベイクドチーズケーキ部分が特に柔らかく、フワフワの触感と滑らかな舌触りを楽しめます。通販で食べたことがあるという方も、ぜひお試しあれ。

現地で食べるのをこれだけ推しておきながらどうよ、という感じもしますが、一応通販サイトも貼っておきます。そもそもまだ食べたことがないという方は是非こちらから。

境町本通りでガラス細工を探す

ここまでなんとなく我慢気味に見ていたお土産購入を、最終日なので解放します。特に小樽はガラス細工とオルゴールがお土産物として有名です。

自宅に飾れるものが何かあるでしょうか。おしゃれで、北海道ならではのものが。

色々巡った末、お迎えするならこれ!と思ったものがひとつ見つかりましたので、買ってきました。

シマエナガの木です。残念ながら今回の旅行では姿を見ることはできませんでしたが、北海道と言えばシマエナガは外せないなと思います。

【おまけ】客引きされたらレビューを見よう

実は小樽は今回が初めてではないのですが、観光客にいい顔で話しかけてくるおっちゃんおばちゃんの客引きがたまにいます。今回も遭遇しました。喋ってる感じは悪そうに思えないのですが、いろいろ情報をもらった後で特定のお店のおススメをされたら、必ずスマホでそのお店のレビューを見るようにしましょう。

たいして良くもないものを他店より割高に売られた、という報告もちらほら見かけます。特に押しに弱い方は避けるのが無難です。

新千歳空港

「空港だけで一日遊べる」と言われている北海道随一の国際空港が新千歳空港です。が、やはりここにもコロナの影響が大きく出ており、現在多くの施設や店舗が営業時間を短縮、または完全に休止しています。

ROYCE’S チョコレートファクトリー

空港なのになんとチョコレートを作っているところを生で見学できます。……が、この日は時間が遅すぎたためファクトリーはすでに閉まっていました。悲しい。

チョコレートミュージアムの方は自由に見学できました。ファクトリーが閉まった後でもう人がいなかったので、フリー撮影スポット化してました。

お勉強になるものだなぁ

付属のショップがとても充実しているので、ROYCE’Sのチョコレートをお土産にお願いされているなら空港で買うのがおすすめです。

【2022.4】国際線発着休止に伴い、国際線ターミナルはほぼ無人

現在コロナ対応で国際線が便数を大きく減らしており、新千歳空港は国際線の発着がほぼない状況です。それに伴い、国際線ターミナルとそこで営業する施設はほぼ完全に休止しています。

おかげでこんな写真が撮れちゃったりもするのですが。

まとめ

長いようであっという間の2泊3日でした。おみやげは3日目に一気でだいたい何とかなる。GWには気候もいい具合に温かくなってくるし、活気が出てくるのではないかと思います。

今回は道央と札幌周辺を巡った旅行でしたが、お気付きのように北海道の半分も回れていません。北海道、でかすぎる。またリベンジしたいと思います。