バス・ライトイヤーのアストロブラスターで高得点を出して「すげー!」って言われたい【2022.3.10イベント追記あり】

東京ディズニーランドで子供も大人も本気になれるアトラクションと言えば、やっぱりバズ・ライトイヤーのアストロブラスタ―

シューティングゲームではっきりと得点が出るとあって、キューラインで学生のグループがバトルを繰り広げている光景や、終わった後に小学生ぐらいの男の子が「もっかい!!もっかいのる!!!」とゴネている光景などをよく見かけます。

でもあれ、一度乗った事がある方はわかると思うんですが、異常に難しいんですよね。キューラインの説明で的の種類を確認し、「よ~し5万点ぐらいとれるかな」とか思って、いざやってみたらまず得点が5桁に乗ってすらいないなんてこともざらです。かといってネットで調べても、得点上昇に結びつくわかりやすいサイトはあんまりないんですよね。それっぽいことは書いてあるけど、それがわかったからといって当てられるわけじゃない、みたいな。

今回書くのはそんなバズを一回のインパで10回以上乗り倒す私による本気攻略です。これを読んで実践すれば、少なくとも安定してL-4(100,000点~300,000点)を取ることができるようになります。数年に一回ぐらいしかディズニーランドに行かないよっていう人を集めて、一人でも勝ったら全員分のランチおごるよって堂々と宣言できます(そして絶対に勝てます)。やりませんけど。

【2022.3.10 追記】

TDR公式より、期間限定イベントバズ・ライトイヤーのアストロブラスター “アストロ・ヒーロータイム!”が発表されました。特設フォトロケーションが追加されるほか、なんと光線銃がパワーアップし、いつもより高得点が狙いやすくなるそうです。具体的にどのような変更かはまだわかりませんが、なかなか高得点が取れずにいる方は是非この機会に鬱憤を晴らしてみては……!? 私もチャンスがあれば期間内に一度行きたいと思います。目指せ、L-7 アストロ・ヒーロー!!

実施期間:2022年4月1日(金)~8月31日(水)

何がバズをそんなに難しくしているのか?

すごいガチな雰囲気になってしまいますが、まずはここを理解してください。これが、並みいる攻略記事が基本的にほとんど役に立たない理由です。それは、

ほとんどの人が得点を取れないのは、高得点の的を発見できていないからではなく、目の前の的にすら当てられないから

これです。私の知る限り、だいたいの攻略記事は「ここに5000点的があります!ここに1万点的があります!」みたいな説明に終始しています。ぶっちゃけそれだけならすぐにわかります。問題なのはその的がどれのことだかが分かったとしても、誰も的と光線銃の仕様を理解できていないせいで、目に前にある的に当てられないってことなんです。

ということで、まず理解するべきは、「どういう条件で的に当たる判定が得られるか」です。

的と光線銃の仕様を理解しよう

まず的の重要な仕様について紹介します。

  1. 当たり判定は的の全面にあるわけではなく、中心にある小さな黒い点だけ
  2. 誰かが的に命中させると、その瞬間的が一定時間赤く光る
  3. 同じ的を何度でも連続で撃てるし点数も入る
  4. 的が赤く光っている間は再び当てることはできない(高速での連射はできない)

順番に説明します。

1. については他のサイトでも最近は紹介されるようになりましたので、知ってる方も多いと思います。キューラインの説明にはどこにもそんなこと書いてない(というかキューラインには言葉で説明してくれる場所が一切ない)んですよね。

2. について。ライドに乗ってると時々的全体が赤く光っているのを見かけると思います。あれは誰かがその的に当てたことを意味しています。これの何が重要なのかというと、光るタイミングは光線銃のトリガーを引いたぴったりその瞬間なので、的に当てた人は(よほど特殊な状況でない限りは)ハッキリと自分が当てたということがわかります。高得点を取るために重要なことは、まずこの「当たった」という感覚をつかむことです。あてずっぽうに撃っていて当たったかどうかがわからない感じ、を脱することが必要です!

3. と 4. については後ほど説明します。ある程度得点を取れるようになってくるとこれが重要になってくることがあります。

次に、ライドに乗ると目の前に用意されている光線銃。こちらはこんな仕様になっています。

  1. 照準器が上部についている
  2. 今狙っている場所に向かって(よほど遠くない限り)点滅する赤い光を常に照射している
  3. 的に当たった、当たっていないにかかわらず、点数が入ると手前側が緑色に光る
  4. トリガーを引いても音が出ない場合は撃てていない

1. について、知らなかったという方も多いでしょう。一般的な銃火器に照準器がついているのと同じように、この光線銃にも照準器があります。上部についている、中央に一本の凹みが入った黄緑色のパーツがそれです。乗ったらすぐに確認してみてください。

この凹みを手前側から真っすぐ見た時に、奥側にある2つの出っ張りに手前側がぴったり重なる位置が照準です。もちろんキューラインの説明には一切書いてません。なんだそれ。

よくわからないという方は、実はTDLにはこの仕組みを練習できる場所が一か所あります。ウエスタンランド・シューティングギャラリーです。

ビッグサンダーマウンテンの陰に隠れて若干影の薄いアトラクションですが、本格的なシューティングゲームです。1プレイ200円で10発撃てます。ライフル銃の照準の仕組みさえ理解していれば全弾命中はそう難しくないです(ちなみに全弾命中すると銀の保安官バッジがもらえます)。

なんだそれすげー大事じゃん、それ知ってたら当たるよ、と思った方は少なくないでしょうが、実はそれを上回るくらい、というか一番重要なのが次です。

2. 光線銃は今狙っているところに対して小さな赤い点滅する光を常に照射しています。そして命中の判定は、「この赤い光が的の中の黒い点に向けられている状態で光線銃のトリガーを引く」ことで発生します。よってこのアトラクションでやるべきことはズバリ、

自分の赤い光の点を速やかに発見し、見失わないこと!!

そもそも全体的にあらゆるところが光っている上に、他の人の赤い点と自分の赤い点を見分ける手段が存在しないので、一度見失うと自分がどこを狙っているのかがわからなくなります。そのために照準器があるはずなのですが、実は光線銃には若干の個体差があって、もちろん照準器の指す先に赤い点がある素直な光線銃もあれば、ちょっとずれた位置に赤い光を照射しているハズレの光線銃もあります。

3. は得点を狙う人にとってはさして重要ではないですが、トリガーを一定回数引くと当たらなくても100点加算される仕様になっています(めちゃくちゃ撃っているのに0点、みたいな事態を防ぐため?)。

4. は文字通りです。後で改めて説明しますが、端的に言うと「いっぱい撃ちたいからってガチャガチャやってもムダだよ」ってことです。

ライド上でのポイント

それではここまで理解したところで、順を追って狙うべきポイントを見ていきましょう!

ライドオン

光線銃の持ち方

ライドが始まってから終わるまで持ち方を変えることなく行けるやり方がいいです。最初は光線銃の照準を見たいので、腕を伸ばして撃つというのは難しいです。最初は目元までぴったりと持ってきてしまうのがわかりやすいかと。両手持ちすると操作レバーを持てなくなるので、片手でぶれないように頑張りましょう(とはいってもぶれるんですけどね)。

左に座るか右に座るか

実際どっちでもさほど変わらないです。左の方が的に近いことが多いですが、右利きの場合は右に座らないと操作レバーを持ちづらいです。私は右側に乗って、左手で操作レバーを持ち、右手で銃を構えています。左利きなら迷わず左に座ればいいと思います!

光線銃が起動したら、いきなり高得点の的を狙う前に、まず自分の赤い光の点を探しましょう!光線銃が起動してからライドの操作レバーが動くようになるまでには少しラグがあります。その間、ライドの斜め下前方の何もない暗い空間に向かって光線銃を構えてみましょう。トリガーを引かなくても、照準器が指す方向に赤い光る点が点滅しているのを発見できるはずです!(実際に的がある方向ではなく、何もない暗い空間に向かってやるのは、的の方に向かってやると明るすぎ&他の人の赤い点が絶え間なくチカチカしているので、自分のがどれだかほぼわからなくなるためです。)この時運が悪いと照準器と赤い光の位置がずれているものに当たりますが、その場合は構え方を調整して頑張るしかないです(ちなみにこういう銃に当たってしまっても10万点程度はちゃんと取れます)。赤い光を確認したら、その構え方を崩さないようにして的の方を向きましょう。ここからが本番です!

一つ目の部屋

回転する歯車の上に5000点の的が表裏2つずつあるので、最初から最後までこれを狙います。自分の赤い点を歯車の上で止めておいて、的が来たタイミングでトリガーを引けば当たります。通り過ぎたらライドの向きを変えて、裏も同じように狙います。上手くやればここだけでも3万〜8万点ぐらい稼げます。右側のロボットの腕に上下する1万点の的が見えますが、これはどこから狙っても角度が悪く見た目以上に当てづらいのでオススメしません。

部屋の継ぎ目1

左側に1000点の的が並んでいて、誰かか当てると倒れるようになっています。的が倒れてしまうので連打はしづらいです。最後の1個だけ100点の的になっていますが、ここに当てて倒すと後ろ側に5000点の的が隠れているので、上手く当てていきましょう。最悪100点の的を倒せなくても、隙間から強引に狙うと5000点取れたりします。

目の前に的があるからと言ってトリガーを連打しても、クールダウンの時間があるため連射はできないようになっています。銃の音が出ていない時は撃てていません。銃の音が途切れないように、タイミング良く引くのがポイントです。だいたい命中した的が光っている時間とクールダウンの時間は同じくらいなので、的の光が消えた瞬間を狙ってもう一度引けば当たります。的をピッカピカにしてやりましょう。

2つ目の部屋

ザーグがいるだけでまるで見所のない部屋です。5000点以上の的はひとつもありません。最初に立っているロボットの胸に1000点の的がでかでかとついていて、最高に狙いやすいのでこれを連射します。上手くやれば10回ぐらい当てられます(それでも10000点にしかならないですが、ないよりはマシです)。その後は足元についている1000点の的を狙い続けるのですが、それすら手前にある赤い手すりが邪魔で狙いにくいです。3つ目の部屋が見えてきたら、さっさとそちらの高得点的を狙うのがいいと思います。

幻の高得点的のウワサ

キューラインの説明には10000点までしか紹介されていないが、実は隠れ20万点的がある、隠れ5万点的がある、というのがネットで調べているとたくさん出てきます。ここまでの知識が揃っていれば自分がどこを狙ってどこに当てているのかはハッキリとわかるので、検証できますね。というわけで、検証してきました。

最近よく見かけるのが、「ザーグの胸のZマークは5万点的になっている」という説。2つ目の部屋なんかすることがあまりにもないので、2周して連打してきましたが、5万点加算はされませんでした。何か特定の条件下でしか反応しない的であるとかそういうことなのかもしれませんが、ここでは一旦、そういった的はあくまで都市伝説である、と結論したいです。もしそういう的が実際あったとしても、それに頼らなくても高得点を叩き出せます、ってことで納得していただければと思います。

部屋の継ぎ目2

暗闇にフラッシュで時々1000点の的が見えますが、狙いづらい上に次の部屋の5000点と10000点が見えているので、全く狙う意味がありません。スルーです。

3つ目の部屋

ここが勝負です。まず5000点と10000点の的が大量に乗ったメリーゴーランドのようなものが見えます。これを(前述の通り、2部屋目の途中ぐらいから)しっかり狙って撃ちます!動きが早いですが、慣れてしまえば当てづらさはそこまでないです。

その後はびっくり箱があります。箱の外にある1000点に当てると箱が開いて、フタの裏側に5000点的が出てきます。ここまではたまたま当たったとかで割と見る光景ですが、その5000点的を連打していると、(多分3回ぐらい当てたところで)中から10000点的が飛び出てきます!かなり近くで10000点を撃つチャンスですが、的が出てくるまでに時間がかかるので、ここはかなり早めに狙っていた方が良いです。

もし近くにめちゃくちゃ上手い人がいて、定期的に近くの的がピッカピカになっている場合、光っている間は当たり判定が無くなるため、その的に割り込むことは基本的にほぼ不可能です。つまり、その的からは点数を取れないことになります。高得点的の奪い合いになってしまうため、自分の前後に上手い人がいるかどうかというのは実は結構重要です。

また、当然ながら同じ理屈で2人乗りよりシングルライダーの方が競合相手がいないため有利です。2人で来てるのになぜか1人ずつに分かれて乗っている人はガチ勢である可能性が高いです。

ただ近くに上手い人がいるとたまに良いこともあって、自分の前で前述のびっくり箱を開けてくれてたりすることもあります。ネット上でマジの攻略法が出回らない理由、実は上手い人はみんなこれを知ってて、周りが上手くなると自分が高得点を出しづらくなるからあえて書いてないんじゃないかと、半分冗談、半分本気で思ってます(笑)この記事がある日突然消えたら、そういう苦情が来たんだと思ってください。

部屋の終わりぐらいでは選択肢が2つあり、左側の壁の100点的とそれに当てると飛び出してくる5000点を狙うか、遠くに見える5000点と10000点を狙うかの2択です。
飛び出す5000点は割と近いですが、狙える時間がそれほど長くありません。奥の10000点的は遠く、赤い光がなかなか届きませんが、光が見えていなくても方向さえ合っていれば当てることは可能です。慣れるとかなり長い時間を使ってここを連打することができるので効率が良いです。

部屋の繋ぎ目3

赤く光るトンネル内に5000点的がいくつも見えます。ものすごく近いので撃てそうに思えますが、実際は向きが悪く照準を合わせられず、自分の赤い光も見失うので狙いづら過ぎて非現実的です。ライドを回転させて真後ろを向け、遠くの5000点と1万点を狙い続けた方が当たるくらいです。むしろここの連射のしかたがわかる方いたらぜひ教えてほしいです……。

4つ目の部屋

高得点のポイントはザーグの肘の裏や遥か上方にあるので、最初はそこを狙います(難しいです)。少し進んだらザーグとは真逆の方を向いて、ぽつんとある100点的を狙いましょう。当てると中から1万点的が登場します。これが一番近くで1万点的を狙うチャンスで、ここだけでも10万点ぐらい取れます。

最後の部屋

100点的がひとつしかないので、トリガーをテキトーに引いて100点を加算しつつ、スコアを写真に収める準備でもしておきましょう。おつかれさまでした!

おまけ

稀に乗降時のトラブルでライドが停止することがあります。(そういうアナウンスがあるので、私は「流星群」と呼んでいます)。経験したことがある方ならわかると思いますがこれはチャンスタイムで、静止したライドから近くの的を際限なく連射できます。特に止まっている5000点的や10000点的の近くでこれがあると、L-5以上に乗ることも夢ではないです。システムエラーだと降ろされてしまうので高得点を取れていた時は悲しいことになりますが、アトラクションが不具合で止まっていた時に乗っていたか列に並んでいた人にはマルチエクスペリエンス・パスという魔法のチケットが発行されます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?L-4 ギャラクティック・ファイターになれましたか?

私はだいたいこんなルーチンで、常時10万点超え~30万点目前までは出せるようになりました。目下の目標はL-5に昇格することですが、やはり毎回全ての的を狙い通りに当てられるわけではないため結構厳しいです。

「すげー!」って言われたい!!