【ボドゲレビュー】HAMLOG(ハムログ) – 個性豊かなハムスターたちと遊ぼう!コンボと妨害のタネ集めゲーム

最終更新日が2023年以前の記事です。レイアウト変更のため、正常に表示されない場合があります。

2023春のゲームマーケットが近くなってきました。今年の日程は2023/5/13~14です!今年初めて行ってみようかなと思っている方、あるいはまだ気にしてなかったという方はチェックしておきましょう!

特に最近ボードゲームにハマり始めて今回ゲムマに初めて行くという方は、どんなゲームを狙ったらいいかというのは悩みどころだと思います。当ホームページでも直近の話題作、オシャレな作品を中心にボドゲのレビューを多数収載していますので、ぜひ参考にどうぞ。

ところで皆さんは小動物はお好きですか? 私はお好きです。ありがとうございます。

今回ご紹介するのはハムスターたちを題材にしたボードゲーム、HAM-LOG(ハムログ)です! クラファンで目標支援額の2倍もの支援を集めた、人気実力とも折り紙付きの作品です。

どんなゲーム?

ハムスターたちのタネ争奪戦!

個性的なハムスターたちは 仲間を増やしながら「ヒマワリのタネ」を集めてきます。 飼い主のあなたは、ハムスターたちと協力して誰よりも早く「ヒマワリのタネ」を10個集めましょう。

https://booth.pm/ja/items/3819518 より引用

個性豊かなハムスターたちと協力してタネを誰よりも早く集める、シンプルなカードゲームです。

  • プレイ人数:2~5人
  • 対象年齢:6歳以上
  • プレイ時間:15分
  • 原作:MARU. Game Design
  • 発表年:2022

チャートは当HP独自の採点基準により作成しています。
全体的に右に寄っているものほどパーティーゲーム向け、左に寄っているものほどじっくり考えるボドゲマニア向けです。

デザイン:個性あるハムたちのフレーバーテキストにも注目!

盛り上がり:カードを引いたり出したりガチャガチャしながらタネを取ったり取られたり。やっていることは単純そうですが、大味なカードの効果がどうしてなかなか上手くできていて、結構盛り上がります。

その他:スリーブは 89×64mm 70枚ですが、スリーブに入れると厚みが増して箱に入らなくなります。注意。

こんな人にオススメ

  • ハムスターが大好きな人
  • 他人を妨害しあうのが好きな人
  • 前情報なしでも楽しめるゲームが欲しい人
  • 人数不定でも遊びやすいゲームが欲しい人(2~5人対応は結構貴重です!)

プレイ風景

1人1セットずつタネカウンターを配ります。それ以外のカードを裏向きにしてよく混ぜ、山札……もとい「ハム山」にします。各プレイヤーはハム山からカードを3枚引いて手札にします。2~5人で遊べますが、セッティングはどの人数でも一緒です。

ゲームの目的はタネを10個集めること!
タネカウンターのカードを上下合わせてタネの数を数えます。

自分の手番になったら、まずはハム山からカードを一枚引き、「ハム場」にカードを一枚出します。

カードは「ハムスターカード」と「グッズカード」の2種類があります。

ハムスターカードをハム場に出した場合は、それぞれ書いてある効果をその通りに解決します。

それぞれのハムのかわいらしい名前とフレーバーにも注目です。同じカードは1枚もありません。プレイするときはぜひ名前で呼んであげましょう!

グッズカードはハムたちが好きなものがたくさん入っています。

こちらは使うのにタネやカードなど追加のコストが必要ですが、相手の手札を奪ったりタネを減らしたりする強力な効果があります。

なお、「もう1枚カードを使える」と書いてあるカードを出した場合は、手札の続く限り続けてカードを場に出すことが可能です。これは1ターンに使える回数に制限がないので、上手くやれば1ターンに何枚もカードを出して大量にタネを手に入れることもできてしまいます!

カードを出したくない場合や出せるカードがない場合は、パスして手番を終えてもよい他、手札を全てハム山の横に逃がしハム山から3枚引きなおす「リセット」をすることも可能です。

ハム場はカードの枠を4つ持ちます(2人プレイの場合)。ハム場がいっぱいになったら、新しく出すカードはすでに出ているカードの上に重ねて出し、どんどん上書きしていきます。ハムスターカードの効果でハム場に出ているハムの性別や体重などを参照するものがありますが、それらは一番上に出ているカードの情報だけを見ます。

タネ10個ってどれくらい集めやすいの?

タネをいっぱい持っている人にすごく厳しいです。10個集めた人が現れたらその時点で勝ちなので、ゴールしそうな人に全てのヘイトが集まるというのもあり、ほのぼのした見た目とは裏腹にかなり集めづらい印象です。ハムは貪欲なので。

一方で手札のカードの補充が簡単なこと(カードをたくさん引く効果を持つハムが多い)、「カードをもう1枚使える」効果を持つカードが多いことがあり、目立たない状態から1ターンで大量のタネを連鎖的に入手してゴールする、のような快感を得られるプレイが可能です。1個ずつコツコツ積み重ねていくよりむしろこっちを狙うゲームなのかなと思います。

総評

これだけいろんな見た目で個性のあるハムのカードがいっぱいあるとそれだけでにっこりしてしまいます。ドライにカードの効果を解決していくだけでも遊べるっちゃ遊べるのですが、やっぱりプレイ中はハムの名前を言った方がゲーム自体の雰囲気にもあっていて楽しいですよ!「ぽぃもち!」「さくら!」「飛車!(?)」

MARU. Game Design 様は2023ゲムマ春両日とも出展予定なので、ぜひこの人気作を入手しましょう!

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