【雀魂牌譜屋】調整打点効率って何?目安はどれくらい?

雀魂の非公式ツールとして、自分の戦績を詳細に確認できる「雀魂牌譜屋」というサイトがあります。

今回は雀魂牌譜屋で閲覧できる指標の一つ、調整打点効率についての詳しい解釈のお話です。

調整打点効率とは?

雀魂牌譜屋で表示される調整打点効率は、和了率 * 平均和了 – 放銃率 * 平均放銃で表される数値です。

打点効率

上記の式のうち、和了率 * 平均和了の部分が打点効率になります。自分のあがりで全ての局を平均してどれだけの打点を稼げているか、というのが打点効率です。

銃点損失

それに対して、放銃率 * 平均放銃の部分は銃点損失になります(調整打点効率からしてそうなのですが、雀魂牌譜屋のオリジナルのワードだと思います)。放銃がらみで平均してどれだけの損失を出しているかの数値です。


総合すると、自分の責任で和了や放銃を発生させた局を平均するとどれだけの収支になるか、というのが調整打点効率の本質です。収支が良ければ当然平均着順は良くなるので、かなり強く成績に直結した数字です。

グラフにすると一目瞭然で、段位の上昇に従ってきれいに右肩上がりです。この数字が低いのに強いというのはあり得ない数字です。

調整打点効率の目安は?

卓内の平均ぐらいに到達するには600点程度あれば十分ですが、その卓で他のプレイヤーより明らかに強いと言い切れるためには800点が必須です。1,000点超にもなると完全に卓を破壊しています。

金の間の雀豪3の平均値が845点前後、玉の間の雀聖3の平均が830点前後です(相手が強くなればなるほど稼ぎづらくなるので妥当な数値です)。

調整打点効率が低い場合の原因と対策

上で調整打点効率の式を打点効率と銃点損失に分けて説明しました。調整打点効率が低い場合、この2つのどちらか、あるいは両方が悪い、の3パターンが考えられます。

打点効率が低い場合

打点効率が低い場合は、そもそも和了率が低いことがほとんどです。その場合はまず牌効率を見直してください。

たまに和了率は高いけど平均和了が低いために打点効率が低いケースもあります。この場合、銃点損失が低く抑えられているために問題にならないことが多いので、あまり深く気にしすぎることはないです。

銃点損失が高い場合

銃点損失が高い場合は、まず放銃率を下げられないか確認しましょう。単純に押しすぎているだけのことが多いです。

平均放銃点を下げるのは相手の打点に対する読みなどの要素が絡んできますので、放銃率を下げるよりもかなり難しいです。明らかに安い手に対しては押す、というような安直な方法を採ると、平均放銃点は下がりますがその分放銃率が上乗せされるだけなので、むしろ銃点損失は上がります。

それぞれの細かい数字の改善方法については、こちらの記事もご覧ください。

局収支との違い

局収支は実際に打った局数で総得点を割って算出しています。

これには流局時の罰符、供託したリーチ棒の失点、ツモられの損失などを含むので、調整打点効率から550点~650点程度凹むのが普通です。

まとめ

  • 調整打点効率 = 和了率 * 平均和了 – 放銃率 * 平均放銃
  • 調整打点効率が低いときは、打点効率を上げるべきか銃点損失を下げるべきかをまず見る!
  • 和了率を上げよう、放銃率を下げよう、に結局落ち着く

調整打点効率は実力に直結するシビアな指標です。ここを改善できれば、ぐっと雀力が上がることが期待できます。

それでは、よい雀魂ライフを。