【ボドゲレビュー】mob7 (Q’s Games) – ババ抜きのようで、ババ抜きじゃない。簡単ルールで気軽に盛り上がるにはぴったりなカードゲームです

ここ最近のゲムマで、ババ抜きの変種ルールのゲームが密かに盛り上がってきています。

やはり手軽にできてインストも簡単なので、買う側としても気軽でよいのでしょうね。かくいう私も既にいくつか持っています。以前紹介したものだと「ロミオとジュリエット IFストーリー」とかですね。

一方でルールがシンプルすぎるので、新鮮なプレイ感とかを求めるのはなかなか難しいジャンルでもあります。

今回ご紹介するゲームもルールこそババ抜きのそれとほとんど変わりませんが、たったこれだけでこんなに面白い体験が生まれるのか、とSNS上のボードゲーマーの間で結構な反響がありました。

Q’s games様より、mob7(もぶセブン)のご紹介です。

どんなゲーム?

ババ抜きのようで、ババ抜きじゃない。足し算さえできれば誰でも遊べる、簡単カードゲームです。

  • プレイ人数:2~5人
  • 対象年齢:6歳以上
  • プレイ時間:5分
  • 原作:Q’s games
  • 発表年:2023(ゲームマーケット2023秋新作)

チャートは当HP独自の採点基準により作成しています。
全体的に右に寄っているものほどパーティーゲーム向け、左に寄っているものほどじっくり考えるボドゲマニア向けです。

デザイン:もぶかわいい。

ルールの複雑さ:必要なものは足し算。これだけです。

こんな人にオススメ

  • 友達と気軽に遊びたい!
  • 家族とも遊びたい!
  • ボードゲームを始めたてのお子さんでも!

Amazonの取り扱いはこちらから!

プレイ風景

基本は、ババ抜きと一緒です。違うのは、0~7のカードの枚数がバラバラなこと、そして足して7になる組み合わせで捨てること。たったこれだけ。mod7じゃないよ。

あとは普通のババ抜きと同様、手札をなくせば勝利です。捨て方によってはあるところでこれ以上捨てられなくなることもあるので、その場合は残り手札枚数で勝敗を決めましょう。

Mob(もぶ)ってなーに?

「もぶ(mob)」は長野県のアーティスト、ウチボリシンペさんが描くオリジナルキャラクターで、その名の通り「何者でもないもの」。

ウチボリシンペにより2006年頃より発見。 2011年に「もぶ(mob)」と命名。
「設定のないもの」。また、思い通りにならない行動の様子から「暴徒」から由来する。
ウチボリはその生命体の研究をイラスト化を試みており、常にその存在を追い続けている。

https://www.cqs.co.jp/games/work/mob7/ より引用

……との説明があります。その生態はぜひこちらの公式HPで確かめてみてください。

実際にやってみた

さて、もうルールはお分かりのことと思いますが、実際プレイするとどんな感じになるのでしょうか?

ゲーム中に撮ることができなかったので再現になりますが、実際にこのゲームをやった時に起きたことを紹介します。実話です。

「よろしくおねがいしまーす!」

「2+5+0=7でーす」

「4+3=7だよー」

「えーっと、ちょっと待ってね、まず1枚引いて……」

「0+0+1+1+1+1+1+2=7です」

えっ? これ引くの? おしまい?

「終わりなのだなあ……」

……これは相当極端な例だと思いますが、一瞬で決着することもあれば妙に長引くこともあり、なかなか愉快なゲームです。

総評

たったこれだけのルールながら、意外にも今までなかった斬新なプレイ感でボードゲーマーからの反響が大きかった一作です。

ゲームマーケットで出たゲームとしては珍しくAmazonで通販の取り扱いがあるので、ぜひ気軽にお手に取ってみてください!

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